2025.9.18
北老人福祉センター「フラダンス」講座のご紹介
9月18日、北老人福祉センターにて、講師にアノラニフラスクールから代表の棚田氏とアシスタントの梅沢氏、金子氏をお迎えし、「フラダンス講座」が行われました。
集まる利用者さんに早速インタビューにお応えいただきました。なんと、最高齢89歳の利用者さんが2名いらっしゃいました!
「フラダンスは楽しいですか?」の質問に「みんなとワイワイやるのが好きです。足腰の運動で健康になるし、長生きの秘訣ですね。」と教えてくださいました。
「なぜフラダンスをしようと思われましたか?」という質問には「ただ、好きなだけ。」と短くおっしゃいました。とても素敵です!
フラダンスはハワイに古くから伝わる伝統的な民族舞踊です。「パウ」というカラフルなスカートをはいて踊ります。
「アロハ!アウイナラ!」と先生と利用者さんが挨拶します。これはハワイ語で「こんにちは」の意味です。
~レッスンの流れ~
1. 体操
2. 姿勢の練習
3. 足の基本ステップ
4. ハンドモーション
5. 手と足の動きを合わせる
6. 曲に合わせて踊る
まず準備体操をします。深呼吸をして腕を伸ばしたり手の指を組んでそらします。肩甲骨を開いて締めて、足を曲げバランスをとります。膝を回し足首と手首、指先まで柔らかくします。
最初、フラダンスは横にゆらゆらとするダンスというとても朧げな知識で取材に赴いたのですがそれはとんでもない勘違いでした。
フラダンスには歌にストーリーがあり、それを理解して踊るもので、利用者さんに歌詞カードを配って意味を理解してもらいながら踊りを表現するそうです。
基本のステップが沢山あり、それを覚えていくのも大変です。どんどん違うステップと組み合わせていきます。
「レレ イムア(前に)」「レレ イホぺ(後ろに)」と先生の指導の下で足の基本ステップを練習します。
「イプへケ」という楽器を使って基本のビートに合わせて行きます。
耳、肩、背中、膝、くるぶしが頭を紐で吊られたように、1本の線になるように姿勢を正します。姿勢が何より大事で、いかなる時も姿勢を崩さないのが重要なポイントなのだそうです。
他にも「クォーターターン」や、今回初めてやる「オーステップ」なども組み合わせて曲に合わせていきます。
基本がしっかり出来ていないと曲に合わせて踊るのが困難なので、歩くステップ(レレ)の練習をかなりしっかりと復習しながら新しいステップの練習もしていきます。
ハンドモーションも非常に大切です。右から左へ、お花を作るように手の指を膨らませる。こういった細かい仕草が非常に繊細で難しいところです。
ステップとハンドモーションには余白の部分があり、表現力も必要になってきます。
この歩くステップとハンドモーションの組み合わせを理解すると、突然格段に上手になる利用者さんもいらっしゃるそうです。
私も皆さんに合わせて一緒に踊ってみたのですが、基本のステップが全く覚えきれずなかなか上手く踊れずに苦戦していたところ、先生たちと利用者さんに笑顔で拍手されてしまいました!皆さんフレンドリーで非常に雰囲気が良く、私もとても楽しい気分になりました。
棚田先生は自ら進んでハワイ語の意味や練習の流れなどを教えて下さり、そんな先生に教わる利用者さんは「先生がいるから楽しいの!」とおっしゃっていました。
利用者さんたちは色とりどりのパウスカートをはいていてとても華やかでした。なんと自作のワンピースで臨まれる利用者さんもいらっしゃいました。
「マハロ ヌイ ロア!(本当にありがとう!)」という素敵なご挨拶で講座は終了しました。ありがとうございました。
フラダンスに興味を持たれた方は是非一度、お問い合わせください。
棚田先生のフラダンス教室のSNSへのアクセスはこちら!
「アノラニフラスクール」(Instagram)
をご覧ください。