2026.6.15
北老人福祉センター 定員制講座「大正琴」のご紹介
6月15日、講師に柳原健人氏をお迎えして定員制講座「大正琴」が行われました。
まず、柳原先生が利用者さんの大正琴を一つ一つ調律して行きます。
気さくな柳原先生は、時々雑談などを交えながら、利用者さんとコミュニケーションを取っていました。
また、遅れてきた受講者の方にも「急がないでいいよ。」と優しく接していました。
利用者さんにとって居心地の良い空間で講座が行われているのがすぐにわかりました。
「さくらさくら」や「荒城の月」などの名曲を音楽に合わせながら奏でます。
大正琴は、左手だけで鍵盤を押すようになっており、右手はピックで弦を弾きます。
左右で違う動きが求められるので、とても難しく見えるのですが、利用者さんは慣れた手つきでした。
練習ですから時々間違えてしまう時ももちろんあるのですが、
柳原先生は「上手くいかない日もあります。間違えても大丈夫。練習して精度を高めていくのが大事。 次の音に使う指を用意しておくことを意識して下さい。」と利用者さん1人1人の指の運びについて見てくださり、 どの部分が難しくて何故間違えてしまうのか、解説を交えながらしっかりと指導されていました。
利用者さんにお話をお聞きしました。
「母親が昔、大正琴をやっていて、もう使わないから捨てていいよと言われてしまい、大正琴がもったいないと思っていたところ、この講座のことを思い出し、娘の私が引き継ぐ形になりました。これが私が大正琴を習い始めたきっかけです。
早めに出席して席の近い利用者さんとおしゃべりをしたり、わからない所を教え合ったりしています。それも楽しみの一つです。」とおっしゃっていました。
また、「先生がとても優しいのよ!」という評判を聞きつけ、参加されたという利用者さんもいらっしゃいました。
高音の部分など、最初は指がもつれてしまっていた難しい部分も弾いていくにつれて段々と皆さんの音がそろってくるのを感じました。
柳原先生は色々な曲にチャレンジしてその題材を上手くこなしていくのが上達する手段の一つだとおっしゃっていました。
利用者さんたちは一つ一つの鍵盤にとても真剣に向き合っていて、これから先、確実に上達していくのが目に見えるようでした。また雅な音色を聞かせていただきたいなと思いました。