2026.4.14
北老人福祉センター 定員制講座・俳句のご紹介
4月14日(火)に、講師に及川 澄(きよし)氏をお迎えし、「俳句講座」が行われました。
1935年生まれの及川先生は、まだまだ現役で利用者さんを指導していらっしゃいます。
及川先生の詠んだ俳句です。
「白鳥群湖の冥さを深めけり」
「母に摘む延齢草や験あれと」
俳句を詠むにあたってどのようなコツがあるのか及川先生にお尋ねしました。
「俳句とは、『世界最短の詩』であり、短詩型文学といいます。
この短い詩の中で、伝えたいポイントを外さないことが一番大事です。
余白の美を使って表現するのが基本になります。
いい俳句を詠むには、オリジナリティーが非常に重要になってきます。」
4月から1回目の講座になりますので、全く初めての利用者さんもいらっしゃいます。
利用者さんに、意気込みを聞かせていただきました。
「全く初めてなので何も分からないけれど、期待感が大きいです。『俳句』が何なのか自分なりに理解したいです。日々の生活の一部として、楽しめたらそれでOKと思っています!」
また、この俳句講座の経験者である利用者さんもいらっしゃいました。
「自分は運動も好きですが、アクティブに動くだけではなく『静と動』両方をやりたいんです。俳句は続けて行くと表現にも慣れて来て、すごく楽しくなって来ました。」
及川先生が毎日持ち歩いている歳時記と辞典です。
歳時記により季節の表現をしっかりと理解して表現をより豊かにしていきます。
俳句には四季の他に、新年をプラスして五つのシーズンがあるそうです!
利用者さんたちは、真剣に先生の教えに耳を傾けます。
「俳句は短い。しかしそれが全てではない。その中にある『気持ち』を感じてくれたらうれしい。」
とっても素敵な名言をお聞かせいただきました。
及川先生は、「日本に住んでいたら俳句がなんたるかはなんとなくわかっているはず!日常にありませんか?詠んでみて下さい。」
と、早速利用者さんに宿題を出されていました。
やってみる、表現してみることがまず大事なのですね。
今回の兼題のテーマは「桜」に決まりました。
利用者さんは本格的にするのは初めての体験に、照れながらも、詠んでみようというやる気を漲らせていました。
11月と2月に北老人福祉センターにて展示会がありますので、そこに展示する作品もおいおい作っていくことになります。
利用者さんたちは、五七五の短い「世界最短の詩」において、いったい何を表現されるのか。
今から展示会が楽しみです。